
こんにちは!
webライターのまなむです。
今回は、副業するにあたって児童扶養手当に影響はあるのか…を見ていきたいと思います^^
シングルマザーやシングルファザーにとって心強い支えとなる『児童扶養手当』。
でも…
「副業したら手当が減る?」
「確定申告したらバレる?」
など、収入や税金との関係に不安を感じたことはありませんか?
シングルマザーである私も非常に気になりました…!
この記事では、児童扶養手当と副業、税金の関係についてを書いていきたいと思います^^
児童扶養手当ってどんな制度?

児童扶養手当の目的
『児童扶養手当』は、主にひとり親家庭を支援するために自治体から支給される制度です。
ひとり親だと収入が限られているケーズが多いので、子どもが安心して育っていけるようにサポートすることを目的としています。
受給できる人の対象
対象者は、離婚・死別・未婚などで18歳未満(障害児の場合は20歳未満)の子を養育している保護者です。
ただし、所得制限があります。
親の所得(収入から控除を引いた金額)に応じて支給額が決まり、子ども1人の場合、月額で最大44,140円(2024年度時点)が支給されます。(※私調べ。)
副業を始めると手当はどうなる?収入と所得の違いは?

手当はどうなる?
「副業をすると手当が止まっちゃう?」と不安になる方も多いと思います。私もその一人でした。
しかし、副業をしたからといって自動的に支給が止まることはありません。
パートや在宅ワークなど、働き方のスタイルも自由です。
注意すべきポイント
ただし、大事なのはどのくらい収入があるかです。
副業収入も「所得」に含まれるため、金額によっては児童扶養手当の支給額が減ったり、最悪の場合は支給停止になる可能性もあります。
特にライター業などのフリーランス収入は、経費を引いた「所得額」で判断されるため、申告の際の記載内容が重要です。
そこで、もう一つ大事なのが「収入」と「所得」の違いです。
手当の審査は収入ではなく「所得」で判断されます。
たとえば、ライター副業で年間30万円の収入があっても、経費を引いた所得が15万円なら、その15万円が審査に反映されます。
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確定申告をすると手当はどうなる?

「確定申告をしたら手当のことがバレて、打ち切られるのでは?」
と不安になるかもしれません。
私も不安になってめちゃめちゃ調べまくりました^^;
でも、そもそも自治体は年1回、所得確認のために住民税の情報を把握します。
つまり、確定申告をしなくても、会社からの給与や副業収入があれば、市役所には把握される可能性が高いです。
確定申告をすると、収入や経費が明らかになるため、それを元に所得額が算出され、翌年度の児童扶養手当の審査に使われます。
つまり、確定申告をしたことで「副業収入がバレる」というより、「正確な所得が役所に報告される」ということですね!
結果として、手当が減る可能性もあるかもしれませんが、経費などをしっかり計上することで過剰な減額を防げるメリットがあります。
正しく申告することで、余計なトラブルを防ぐことができますね^^
支給額への所得制限の影響

児童扶養手当には所得制限があります!
どんな仕組みになっているのか、ざっくり見ていきましょう。
全部支給される場合
所得が基準額を上回っていれば、手当は満額もらえることになります。
扶養人数によって基準額が変わるので、自分の家庭がどこに当てはまるのか確認することが大切です。
たとえば子ども1人・扶養なしの世帯なら、所得が130万円台後半を超えると手当は減額されていきます。
所得が170万円前後になると全額停止になるケースも。
副業を始めたら、手当がどう変化するかを事前にシミュレーションしておくと安心です。
一部支給になる場合
基準額を少し超えると、支給額が少しずつ減っていきます。
例えば副業を始めて月に数万円プラスになっただけでも、一部支給に切り替わる場合もあります。
支給停止になる場合
さらに収入が増えると『支給停止』となり、手当がゼロになります。
ここまでいくと手当をもらうよりも収入でカバーする方向へとシフトする人もいます。
中には、手当をもらえなくなるからと働くのをセーブする…なんてことも聞いたことがありますが。
いろんな事情の方がいらっしゃると思います…!
ここでよくあるケースをご紹介します。
シングルマザーの方は両親と実家で同居、なんてことも珍しくないと思います。
この時に本人の所得は低くても、『世帯合算』で基準を超えると手当が減少・停止になります。
どういうことかというと、同居している両親がまだ働いていたり、それなりの収入がある場合は、自分の所得と合算されて判断されるということです。
シングルだからといって、同居している場合は自分だけの所得で判断はされないのでこちらも知っておく必要があると思います!
副業と手当を両立するコツ
収入の種類によって扱いが違う
副業がパートやアルバイトならば『給与所得』、フリーランスなら『事業所得』や『雑所得』になります。
それぞれ計算方法が違うそうで、給与は給与所得控除後の金額、事業なら経費を差し引いた利益が基準になります。
経費をしっかり計上する
もしフリーランス系の副業をするなら、経費をきちんと計上して所得を抑えるのがポイントとなります。
例えば仕事に使ったパソコン代や通信費など、経費を入れることによって手当が減らされにくくなります。
確定申告や住民税深刻に注意
副収入が一定額を超えたら、確定申告や住民税申告が必要です。
これを怠ってしまうと後で「手当を返してください」となるリスクがあるようなので要注意です。
心配をするよりも、正しく申告していれば問題ないですし、安心して副業を続けるためにもなんとなく知ることから始めましょう!
まとめ

副業で収入を得たいという気持ちは、とても自然なことですよね。
児童扶養手当をもらいながら副業は出来ますが、カギとなるのは「所得制限を知ること」。
- 副業自体は自由
- ただし収入が増えると手当は減額や停止になる
- 所得の種類や経費の扱いにも注意
大切なのは、自分の所得が手当にどう影響するかを知り、きちんと申告することです。
自治体の担当窓口に相談すれば、より詳細なアドバイスももらえるので、不安なときは遠慮せず問い合わせてみることをおすすめします。
わたしも、副業を始めるときにいろいろ不安がありました。
でも、ルールを理解して行動すれば、収入と手当のバランスをとることは十分可能です。
「収入」と「所得」の違いを理解し、きちんと確定申告しましょう!
また、住民税の通知や所得制限の目安もチェックしておくと、安心して働くことができます。
不安を減らすには、知識がいちばんの武器です!
いかがだったでしょうか?
この記事を読んで、少しでも誰かの安心につながりますように!
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^


