住民税と所得税って何が違うの?意外と知らない2つの税金の違いをわかりやすく解説!

お金

こんにちは!

Webライターまなむです。

今回は、所得税と住民税について書いていきます!

給与明細に書かれてる『所得税』と『住民税』って、正直なにが違うの?って思ったことありませんか?

私もその一人でした!

なんとなく天引きされてるけど、実際の違いを知ってみると“なるほど~!”ってなりますよ^^

所得税とは

所得税とは、国に納める税金で『国税』と呼ばれるものです。

収入がある人すべてに関わる身近な税金ですが、その仕組みは意外と知られていないかもしれません。

最大の特徴は累進課税制度』で、所得が多いほど税率が高くなる仕組みです。

たとえば年収300万円の人と1,000万円の人では、同じ10%や20%の税率ではなく、段階的に税率が上がっていきます。

これにより、高所得者ほど多くの税金を負担するようになっており、所得格差を和らげる仕組みでもあります。

所得税は基本的に毎月の給与から天引きされていて、これを『源泉徴収』と呼びます。

そして年末になると、年末調整や確定申告で過不足を調整します。

つまり、所得税は“その年の収入”に対して“その年のうちに納税”するイメージです

私は確定申告をするようになって、初めて自分がいくら所得税を払っているのか実感しました!

特にフリーランスになった方は、源泉徴収がない分、まとめて払う金額に驚くかもしれません…!

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住民税とは?

住民税は、都道府県や市区町村に納める税金、つまり『地方税』です。

名前のとおり「住んでいる地域」に対して納めるもので、その地域の公共サービス(ごみ収集、教育、福祉など)に使われます。

住民税の特徴は、「前年の所得」に基づいて計算される点です。

たとえば、2024年の収入に対する住民税は、2025年6月以降に請求されて支払いが始まります。

つまり、1年遅れて請求が来る税金ということになります

税率は全国的におおむね一律で、所得割(10%前後)+均等割(数千円)で構成されます。

所得税のように累進課税ではなく、比較的シンプルな計算方法です。

皆さんの中でも、育休中などに「なんで今収入ないのに住民税払わなきゃいけないの!?」と驚いた経験はないでしょうか?

でも前年にフルタイムで働いていたから、しっかり課税対象だったんですね…!

もし知っていれば、感じ方が違っていたかもしれませんね><

一番の違いは「いつの収入に対する税金か」

所得税と住民税の最大の違いは、「いつの収入に対する税金か?」という点です。

所得税は「今年の収入」に対して、その年に課税される

住民税は「前年の収入」に対して、翌年に課税される

このタイムラグがあります。

それにより、退職・転職・産休・育休などで収入が減った翌年に、住民税だけがやってきて「えっ!?」となる人が多いです。

特に初めての産休・育休では、住民税が来て驚くママさんも多いのではないでしょうか。

私も出産を経験したとき、「いま収入ないのに、なんで税金だけ請求が…!?」と思って焦りました。

でも仕組みを知れば「なるほど」と納得できました。

両方どうやって支払ってる?

所得税と住民税は、それぞれ支払い方にも違いがあります。

会社員の場合、多くは「天引き(特別徴収)」で対応しています。

所得税 → 毎月の給与から源泉徴収

住民税 → 翌年6月以降から給与天引き(特別徴収)

一方で、フリーランスや副業のある人、会社を退職した人などは、『普通徴収』といって自分で納付書で支払います。

副収入がある場合など、確定申告をした結果、住民税の通知が来て「なにこれ!?」と驚くことも。

副業などをして収入が出た方は、翌年に初めて住民税の通知が届いて、「これが“普通徴収”か〜」となることもあるかもしれません。

収入の変化がある人は、住民税の支払い方法にも注意が必要ですね!

まとめ

住民税と所得税は、どちらも「所得」にかかる税金ですが、違う点もたくさんあります。

この違いをしっかり理解しておけば、ライフイベントや働き方の変化があっても焦らずに対応できます。

「税金=難しい」と思われがちですが、少しずつ知識を増やすことで、税金との上手な付き合い方が見えてきます。

私自身も日々学びながら記事を書いていますが、こうして一つずつ理解していくと、自分や家族の生活にしっかり役立てられると実感しています。

ぜひ、税金を“怖いもの”ではなく“味方”にしていきたいですね!

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

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