
どうも、Webライターのまなむです♪
今回は所得控除の中の『基礎控除』についてまとめてみました^^
所得控除のひとつ、『基礎控除』はすべての人が対象になる控除って知ってましたか?
確定申告をするしないに関係なく、所得税・住民税の計算において“最初に差し引かれる金額”が『基礎控除』なんです。
今回は、この超基本だけど意外と知らない『基礎控除』について、わかりやすくまとめてみました!
基礎控除ってどんなもの?

『基礎控除』は、すべての人が使えるベースの控除です!
税金を計算するうえで最初に差し引かれる「所得控除」のひとつで、原則としてすべての納税者が対象になるものです。
難しい手続きは必要なく、自動的に所得から一定額を引いてくれるので、税金の負担が軽くなります。
給与のある方も、個人事業主の方も、この控除があるおかげで、課税される金額が少なくなる仕組みです。
まずは「控除のスタート地点」になるもの、というイメージでしょうか^^
基礎控除の金額のしくみ

実はこの『基礎控除』、所得が高くなると金額が変わるって知ってましたか?
具体的にはこんなふうに変わります👇(※国税庁HP参考)
✅所得2,400万円以下 → 48万円
✅所得2,400万円超〜2,450万円以下 → 32万円
✅所得2,450万円超〜2,500万円以下 → 16万円
✅所得2,500万円超 → 控除なし
つまり、高所得者は控除額が小さくなり、最終的にはゼロに。
収入が多い人ほど“税の優遇”を受けにくくなっている仕組みですね。
基礎控除が受けられるのはどんな人?

この基礎控除、ほとんどの人が受けられます!
日本に住んでいて、所得税や住民税を支払っている人であれば、会社員でもフリーランスでも主婦の副業でもOKです。
ただし、さきほどの金額のしくみのとおり、所得が2,500万円を超えると対象外になります。
「私は受けられるのかな?」と心配になる人も多いですが、よほどの高収入でない限りは問題なく受けられるので安心してくださいね^^
給与をもらっている人はどうなる?

サラリーマンやパートなど、給与所得者の場合は、基礎控除はすでに年末調整で反映されています。
つまり、「自分で手続きしないといけない!」と心配する必要は基本的にありません。
ただし、副業で収入がある場合や、医療費控除などの理由で確定申告する際は、自分で所得金額を入力すると自動で控除額が反映されるようになっています。
税金のしくみって複雑に思われがちですが、給与だけならとってもシンプルに処理されていますよ♪
確定申告をする人はどうやって基礎控除を申告するの?

確定申告をする人は、『基礎控除』の項目がちゃんと申告書に用意されています。
しかも、最近の確定申告ソフトやe-Taxでは、所得金額を入力するだけで自動計算してくれるようになっているんです!
たとえば、副業収入や事業所得、配当所得がある場合など、本業以外の所得がある人は自分で申告して反映させる必要があります。
しかし、基本的には計算はソフトがやってくれるので安心して大丈夫かと思います^^
まとめ
いかがだったでしょうか?
『基礎控除』は、名前のとおり“基本”の控除。全員が対象になるからこそ、普段はあまり意識されないかもしれませんが、実はとても大きな意味を持つ控除です。
とくに副業やフリーランスを始めたばかりの方にとっては、「何が自動で控除されて、何を自分で申告しなきゃいけないの?」というポイントの整理にとても役立ちます。
まずはこの基礎控除をきっかけに、少しずつ税金の知識を深めていただけたら嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^